剣道 用具情報  
 

 稽古はまず「正座」「礼」からはじまって,といきなりやる気がなくなってしまいそうなことをあえて書きます。 最近では「畳に正座」という状況にあまり遭遇しないかもしれませんが,そんなとき何気にお尻からべたーっと座っていませんか? 畳の国の人としてはちょっと恥ずかしいですよね。

 で,はじめにその2つからはじめて,なんとなーく竹刀が振れるようになるまで3ヶ月程度かかります。 ですから剣道をはじめるからといって初めから用具一式必要なわけではありませんとなるわけです。

 でも,格好から入るってのはすごーく大事! rhira
じゃあ,何を買えばいいの?ってことを書き出してみました。参考になれば幸いです。


竹刀稽古衣防具ゼッケン面した(日本てぬぐい)その他
 
  竹刀 shinai TOP
 

【値段】 竹 3,000円くらいから(高い竹刀は1万円以上のものもあります),カーボン 1〜2万円

【規定】 女性 三尺八寸(38:サブハチ,サンパチ) 男性 三尺九寸(39:サブク)

 重さなどいろいろ規定があって,しかも規定変更があったので古い竹刀を使用する場合は要チェック。 10年も手入れせずほったらかしてあった竹刀は竹が乾燥していてすぐササクレたりバキッと稽古中に割れて危険です。 学生時代(幼少期)の想い出として保管しておきましょう。
 新しいのを購入するときは,女性38/男性39を買ってくれば間違いありません。 ホントは自分に適したサイズで規定重量を満たしているものを選ぶと良いのですが,Beginnerは軽い方がいいと思います。 稽古を続けていると好みがでてきます。早くみんながそうなってほしいなー。

 すでに組まれている竹刀を買うと,必ず店の人に「ツバは?」と聞かれます。「ツバ」と「ツバどめ」も忘れずに買ってください。 50円から数百円程度です。これも高いものは数万円するものもあります(ツバだけで!)。でもはじめから高価なツバにする必要はまったくありません。
 竹刀をよく見るとなにやら1本ひもがぴぃーんとはっています。これは「ツル」というもので, 刀の峰(みね,棟(むね)ともいう)・・・刃の反対,背中にあたる部分を意味しています。 最近ではツルもカラフルになって,好みの色が選べるお店も多くなってきました。


 
  稽古衣 keikogi TOP
 

【道衣】 どうぎ。「道着」とも書きます。材質によって値段は違います。
【袴】 はかま。これも材質によって値段は違います。

 上(道衣)下(袴)の組み合わせは紺&紺が一般的ですが,他にも白&紺,白&黒,紺&黒などがあります。また白でも「晒」「未晒」とあり,真っ白なものと生成りのものがあります。少年剣士の刺子もかわいい。 自分がカッコイイと思う組み合わせを着ればいいのではないでしょうか。ちなみに皇宮警察は白&白です。


 
  防具 bougu TOP
 

【値段】 5万前後から上限なし

 小柄な方も大人用を。既製品ではサイズがどうしてもという場合はオーダーメイドになります。 防具はまさに怪我を防ぎ自分を守る役目をしますので,大人の方は学生用以上のしっかりしたものをお奨めします。 値段は安いものだと5万円程度からありますが,一般的には10万円前後からです。ただどこの剣道具屋さんでも, 年に1〜2回はバーゲンセールを行いますので,その時が狙い目かも。情報は剣道雑誌の広告や剣道具屋さんの サイトなどに載っています。 こだわってすべてオーダーする方は数十万円かけて思う存分キメてください(実力相応の物が無難ですが)。

 最近ではYahoo!オークションなどでよく出品されています。中にはショップや卸商が格安で 新品を出品していたりしますし,中古品でもいいものが多いようです。特に子供用の防具は,Yahoo!オークションで買うのが経済的かもしれません。防具を丸洗いしてくれるクリーニング屋さんもあり,そこでクリーニングすれば中古品でも 気にならないでしょう。

 剣道をやっていた友人が持ってる!なら,なんとかしてそれを譲り受けましょう。 一度買ってしまえば,壊れるまで,壊れても修理して・・・と,決して高い買い物ではありません。 稽古を続けていれば,のはなしですが。


 
  ゼッケン name TOP
 

【値段】 1,500円程度から

 剣道は面をつけてしまうと「どこのだぁれ?」状態になりますので,垂に名前をつけます。 「ゼッケン」または「垂ネーム」と一般的に言います。文字部分をクラリーノでつくり,袋状の木綿生地に縁を 縫いつけたものや,縫わずに圧着したもの,文字部分が総刺繍になっているものなどで値段に差があります。 お店によっては書体を選べたりもします。

 公式試合では所属団体名と姓を白文字で表示するルールがあります。

 当会では所属団体名を「武中剣」として います。「武蔵野」でも結構です。


 
  面した men-shita (日本てぬぐい nihon-tenugui) TOP
 

【値段】 台所〜700円ほど

 面の下,頭に巻くてぬぐいです。台所をさがせば・・・,お祭りに行けば・・・ 1枚くらいGETできます(?)。 防具をつけるまで不要なので,未経験の方はしばらく要りません。 防具を買うとサービスでお店のロゴ入りてぬぐいをもらえることもあるのであまり気にしないでかまいません。 試合に出場すると記念品としてもらえることもあります。


 
  その他 etc., TOP
 

 鉄扇・・・閉じた扇の形をしている鉄製のもので,剣道具屋に売っています。 普通のスポーツ用品店には多分ありません。重さもいろいろあります。  これを握り,手首を回したり,ひねったりして手首を鍛えます。おもに左手首のトレーニングをします。 場所もいらず,座ってでもできるので簡単です。結構ききますよ。ただし落とさぬよう要注意。

フリセン・・・一日本素振りをするための竹刀→フリセンという商品。詳しくは ココを参照してください。


 
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